正しい使い方
瞬間接着剤
-
接着⾯に付いている汚れ、⽔分、サビ、油分を取り除いてください。
-
キャップを上にして反時計回りに回してください。
※容器を強く持つと液が⾶び出し危険です。先端を顔などに向けないでください。 -
接着する⾯の⽚側に、少量を塗布してください。
(塗布量は最⼩限にしてください。多すぎると接着時間が遅れたり、⽩化の原因になります。) -
指などで塗り広げずに、そのまま両⽅の接着⾯を合わせて接着剤を押し広げ、軽く固定してください。接着後、1〜3時間でほぼ最終強度に達します。
その他注意点
-
細かな部分への少量の塗布には、専用のキャピラリーノズルをご使用ください。
-
気温、湿度とも高いほど接着時間は早まります。
季節や作業環境によって同製品でも 接着時間が異なる場合がありますので、あらかじめご了解ください。
硬化促進剤
-
滴下の前に面上の汚れ、水分、油分などを取り除いてください。 瞬間接着剤を塗布する面ではなく、もう一方の面に硬化促進剤を塗布します。
※同じ接着面に瞬間接着剤と硬化促進剤の両方を塗布しないようご注意ください。 -
難接着材用プライマーを含ませたガーゼなどで、接着する面を2~3回こすり、液をむらなく塗布してください。
※PR500は多く塗りすぎると接着強度が低下しますので、刷毛塗りは避け、ガーゼなどで接着面を軽く撫でるようにし、塗布してください。
その他注意点
-
スプレープライマーをご使用の場合、塗布面から10~20cm 離してスプレーします。
-
充てん、肉盛りをする場合には、瞬間接着剤を塗布した後、その上から滴下またはスプレーしてください。
-
少量で十分効果があるので、必要以上に滴下またはスプレーしないでください。 過剰になった場合、変色したり接着不良の原因になることがあります。

難接着材用プライマー
-
接着する⾯についている汚れ、油分等を取り除きます。
-
プライマーをガーゼなどに含浸させ、接着⾯に2〜3回擦り付けるか、刷⽑で塗布します。
※PR500は過剰に塗布すると接着強度が低下するため、刷⽑塗りを避け、ガーゼなどに含浸させ2〜3回軽く擦り付けるよう塗布してください。 -
乾燥後、接着⾯の⽚⾯に瞬間接着剤を点・線状に適量を塗布し、すぐに貼り合わせて固定します。
※プライマー塗布後は数分〜数時間効果を維持(オープンタイム)しますが、乾燥後は出来るだけすみやかに接着作業を⾏ってください。 -
実⽤強度に達するまで、約30分(シリコーンゴムは数分)は静置してください。
2液性エポキシ樹脂系
接着剤
-
接着面の汚れ、水分、油分などを取り除いてください
-
主剤と硬化剤を指定の比率どおり取り出し、パレットや容器にご用意ください。
※主剤に対し、硬化剤の量は5%以内の誤差でご準備ください。特に耐熱などで高い性能を要求される場合には、誤差を極力小さくすることが大切です。
※主剤と硬化剤は別々のヘラなどで取り出してください。同じものを洗浄せずに流用することは避けてください。 -
主剤と硬化剤が均一になるよう混ぜ合わせてください。
・紙コップなどで混合する場合
周辺や底の面にムラが出ないようにしてください。
・PEなどの板をパレットにする場合
ヘラで板の面が現れるまで確実にすくい取り、混ぜ合わせてください。
※コップや板パレットの角や隅に残った液剤は十分に混合されていない場合がありますので、使用しないでください。
特に少量の場合、硬化に悪影響が出る可能性があります。 -
混合した液剤を接着する2面のうち片側にむらなく塗布し、すぐに貼り合わせ、そのまま固定してください。
混合開始後の使用可能時間(可使時間)を経過すると硬化が始まりますので、時間内に塗布、貼り合わせの作業を終えてください。 -
貼り合わせた後は、製品ごとに指定された硬化時間まではそのままにし、動かさないでください。
作業効率を⾼めるカートリッジタイプ
手作業での混合の手間を省きたい場合には、マゼラン52など、カートリッジタイプのものをお勧めします。
嫌気性接着剤・
光硬化型接着剤・
1液性エポキシ樹脂系
接着剤
嫌気性接着剤
-
接着面の汚れ、水分、サビ、油分を取り除いてください。
-
接着面の片側または両方に、すき間が残らないよう十分な量の接着剤を塗布してください。
※塗布の際、ノズル先端を接着面に接触させないようご注意ください。 接着面を接合し、固着するまでの間、均等に軽く加圧固定してください。
※別の容器に移して使用した嫌気性接着剤は使い切り、元の容器に戻さないでください。
光硬化型接着剤
-
接着面の汚れ、水分、サビ、油分を取り除いてください。
-
接着面の片側または両方に、すき間が残らないよう十分な量の接着剤を塗布してください。
※塗布の際、ノズル先端を接着面に接触させないようご注意ください。 -
光(紫外線/可視光)を照射して硬化させてください
※別の容器に移して使用した光硬化型接着剤は使い切り、元の容器に戻さないでください。
※光を照射する際は必ず保護メガネを着用してください。
1液性エポキシ樹脂系接着剤
-
ご使用になる前に接着剤を常温に戻しておいてください。
-
接着面の汚れ、水分、サビ、油分を取り除いてください。
-
接着面に塗布し、すぐに貼り合わせ、動かさないでください。
-
加熱を行い、硬化させてください。