【エポキシ樹脂系接着剤】その3:特性②混合量・温度の影響

エポキシ樹脂系接着剤は、2液を混合することで化学反応して硬化する接着剤ですので、混合量や温度の影響を受けます。

 

硬化時間の傾向

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同じ接着剤でも、一度の使用量が多いと反応熱で硬化が加速されます。

同じ接着剤でも、夏場では、硬化がはやく、冬場では、遅くなります。

※可使時間も同じような影響を受けますので、ご注意ください。

 

粘度の傾向

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温度が低いと粘度が高くなり、混合攪拌の作業がしにくくなります。

 また、温度が高いと粘度が低くなり、液だれなどにより塗付しにくくなります。

⇒適度な温度環境下でより効果的に使用できます。

 

接着剤をご使用の際は、適度な量を適温の環境下でご使用いただくことで、使いやすく、想定する時間に安定した強度を得ることができます。

 

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